「レコード収集にハマっている」という独身貴族の友人。一体どれだけの「コレクション費用」がかかっているのでしょうか?音楽は「サブスク」で事足りるだろうと思うのですが…。
レコード収集に伴うコスト
レコード収集には、どうしてもコストがかかります。レコードは種類によって値段が大きく異なり、中古市場では数百円で手に入るものもあれば、数十万円に達する希少盤もあります。初版やオリジナル盤は特に価値が高いです。保存状態がよいものであれば、驚くような価格になることもあるでしょう。 また、レコードプレーヤーやスピーカーなどの機材にも費用がかかります。初心者向けのプレーヤーは比較的安価ですが、音質にこだわりたい場合には、中級から高級機材をそろえる必要があり、機材のアップグレードにもコストがかかります。さらに、レコードは定期的なメンテナンスのために、クリーニング用品や針交換の費用が必要です。
レコード収集とサブスクリプションを比較
デジタル時代の現在、レコード収集とサブスクリプションサービスのどちらがよいかは、音楽の楽しみ方によります。サブスクリプションは月額料金で膨大な音楽ライブラリにアクセスでき、手軽さや利便性の面で優れています。 一般社団法人日本レコード協会の「音楽メディアユーザー実態調査(2023年)」によると、サブスクリプションサービスは27.7%を占め、レコードは4.0%です。現代では、音楽においてもデジタル化が進んでおり、多くの方がサブスクリプションサービスを利用していますが、アナログレコードにこだわりを持って収集している愛好家も存在します。 コスト面では、サブスクリプションは1ヶ月あたり1000円前後が一般的で、継続利用しやすい値段が特徴です。一方、レコードは種類や保存状態などによって値段が大きく異なり、数百円で手に入るものから数十万円に達するケースもあります。
音楽を「聴く」以外の楽しみ方
レコード収集では、音楽を単に「聴く」以外の楽しみ方もあります。 レコードジャケットをコレクションしてアートとして楽しむことも可能です。レコードジャケットのデザインはその時代やアーティストの個性を反映しています。特に、アルバムのアートワークに興味を持つ方々にとって、レコードは視覚的にも楽しめる貴重な媒体です。 また、レコードは飾ることでインテリアになるという点でもおすすめです。部屋の壁にレコードをディスプレイしたり、棚にコレクションを並べたりすることで、個性的な空間が生まれます。音楽好きにとって、レコードを飾ることは自分の趣味を表現する一つの方法でもあります。 出典 一般社団法人日本レコード協会 音楽メディアユーザー実態調査(2023年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部