メルセデス・マイバッハ史上 最もスポーティなモデルが日本初公開!新型「SLモノグラムシリーズ」登場
メルセデスAMG「SL63」をベースにした“究極のオープンカー”
メルセデス・ベンツ日本は2024年11月29日、メルセデス・マイバッハブランドの新型モデル「メルセデス・マイバッハSLモノグラムシリーズ」を日本で初公開しました。 【画像】超高級ブランドに登場した新型オープンカー メルセデス・マイバッハ新型「SL」を写真で見る(39枚)
メルセデス・マイバッハ新型SL680モノグラムシリーズ(以下、マイバッハSL)は、「メルセデス・マイバッハ」ブランドの歴史の中で最もスポーティなモデルです。 このモデルはメルセデスAMG「SL63」をベースに作られました。しかも、リアシートを廃した2シーターとしています。 ボディサイズは全長4705mm×全幅1915mm×全高1353mm、ホイールベースは2700mmです。 パワーユニットは、最高出力430kW(585hp)/5500-6500rpmと最大トルク800Nm/2500-5000rpmをを発生する4リッターのV8ツインターボエンジンで、このパワースペックはベース車と同じ数値です。 トランスミッションも同じ9GトロニックATですが、アクセルペダルの特性をマイバッハSLらしくスムーズに適応させて組み合わせています。 さらに、スポーティなモデルとはいえ、マイバッハらしく静かで快適なドライビング体験をもたらすために、最適化されたエグゾーストシステムや断熱&吸収パッケージ、快適志向のサスペンション、そしてソフトなエンジンマウントを採用しています。 そのため、0‐100km/h加速は4.1秒(メルセデスAMG SL63は3.6秒)、最高速は電子リミッターの作動する260km/h(同315km/h)とされています。 駆動方式は4マティック+のフルタイム4WDで、滑りやすい路面でも高いトラクションで安定性を高めます。また、後輪操舵も標準装備しています。 エクステリアでは、クローム仕上げのラジエターグリルの輪郭には「MAYBACH」のレタリングが入れられています。ボンネットの前端にはスリーポインテッドスターが直立し、中央には前方から後方へクロームのフィンが付けられています。 オブシディアン(黒曜石)調のボンネットは、リクエストに応じて選ぶことができます。これは手作業で仕上げられています。 ソフトトップは明るいブラックの生地で構成され、マイバッハのパターンがアンスラサイトで入れられています。 インテリアでは、ドアパネル、センターコンソール、ブランドのシグネチャーコンフォートシートなどにクリスタルホワイトのナッパレザーを採用し、絶妙な雰囲気を醸し出しています。 フルデジタルのインストルメント ディスプレイやセンターディスプレイには、マイバッハ固有のスタートアップ アニメーションとディスプレイスタイルが組み込まれています。 そのほか、ステアリングホイール、ステンレススチールペダル、ステンレススチール ドアシルトリムも、マイバッハSL専用のものとなっています。 ※ ※ ※ 市場での展開は2025年春にヨーロッパで始まり、それから他の市場も続く予定です。 現在のところ、車両価格は発表されていません。
VAGUE編集部