生徒が手掛けた個性あふれる作品がずらり 「高校アート展」福知山市美術館で来年1月26日まで
京都府福知山市内記一丁目、市佐藤太清記念美術館で、第14回高校アート展が開かれている。市内の高校生たちが手掛けた絵画や立体作品、写真などの力作約120点が並ぶ。来年1月26日まで。 高校生の芸術文化への意識向上と創作意欲の促進を図るため、同美術館が毎年開いている。 今年は福知山、府立工業、大江、京都共栄学園、福知山淑徳、福知山成美の6高校と府立中丹支援学校高等部が参加。授業や部活動で制作した作品を出している。 デザイン画や漫画、仮面、レーザーカッターを使って複雑な模様をデザインしたレリーフ、ファッションコンテストで2位に輝いた洋服など、個性あふれる作品がそろった。 寝る猫を大きな手で抱えている様子を段ボールで作った立体作品、クジラなどを描写した長さ約4メートルの壁画などもあり、来館者の注目を集めている。 同美術館は「今年の作品はバラエティーに富んでいて、高校生の新しい感覚で制作されたものばかりなので、ぜひ見に来てください」と呼びかけている。 入館有料で、開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。火曜は休館で、12月28日~31日、1月4日~6日も休みとなる。