ファミマに20代女性客「電子マネーを限度額までください」→店員「これは詐欺だ」 被害防ぎ感謝状
架空請求の特殊詐欺を阻止したとして、京都府警城陽署は、京都府城陽市枇杷庄のファミリーマート城陽枇杷庄店と、店員の藤本ゆかりさん(41)に感謝状を贈った。藤本さんが「これは詐欺だ」と気づき、他の店員と連係プレーで防いだ。 【写真】阪神の投手、詐欺を「シャットアウト」 城陽署などによると、藤本さんは11月6日に店で勤務中、20代女性が電子マネーカードを上限の10万円分購入しようとしている点を不審に思い、引き留めた。その間に同僚の辻本慎司さん(30)が同署に手早く通報したという。 藤田尚孝城陽署長が城陽枇杷庄店を12月5日に訪れ、感謝状を手渡した。藤本さんは「『(電子マネーカードを)限度額までください』と女性が言うのを聞いて、詐欺だと思った。防げて良かった」と話した。 城陽署はまた、振り込め詐欺被害を10月に未然に防いだ京都中央信用金庫久津川支店(城陽市平川)と職員2人にも、12月17日に感謝状を贈った。