イングランド代表主将ケイン、古巣本拠地に設置された銅像に「特別だ。主要大会制覇が必要」
イングランド代表主将のハリー・ケインは、古巣の本拠地に設置された銅像の披露イベントに出席した。 2015年の代表デビューから長年にわたりイングランドのストライカーとしてプレーし、近年はキャプテンとしてもチームを牽引するケイン。17日の5-0で勝利したアイルランド戦では1ゴールを記録して、自身の持つ代表歴代最多得点記録を69ゴールに伸ばすなど、活躍を続けている。 しかし、ギャレス・サウスゲート監督が退任し、2025年からトーマス・トゥヘル監督がイングランドの指揮官に就任する中、ケインの将来に注目が集まる。3-0で勝利したギリシャ戦では先発から外れ、さらに今夏のEURO2024では決勝進出を果たしたチームの中で低調なパフォーマンスに終始し、批判の矛先を向けられていた。 そんなケインは、イーストロンドンにある古巣リッジウェイ・ローヴァーズの本拠地に設置された自身の銅像の披露イベントの中で2026年ワールドカップ出場に関する質問に回答。その中で同大会がイングランド代表でトロフィーを取るラストチャンスになるかと問われ、以下のように回答した。 「そのようには思わない。30代になったときにはキャリアの終わりがやって来るという考えがあるけど、僕は最高のレベルでパフォーマンスをしているし、今まで通り最高の気分だ。だから、この瞬間を大切にしている。キャリアの先を見すぎることは好きではないし、そのようにしたこともない。ワールドカップはワクワクするものになるはずだ。アメリカは素晴らしい機会になるだろうし、優勝を目指し、自分の立ち位置や改善点を見つめることが大切になるだろう。今後数年間、このことに変わりはない」 また、自身の銅像については「かなり特別なものだ。(ウェンブリーに銅像を建てるためには)メジャー大会で優勝する必要があると思う」と話したケインは、新たに代表チームを指揮するトゥヘル監督についても語った。 「彼は素晴らしいコーチで、とても良い人間だ。彼は大きなエネルギーをもたらし、僕たちがアメリカやワールドカップについて集中する3月にやって来る。とても楽しみにしている」