「クボは7.5点。極狭ピッチは…」ブラジル人記者が日本代表vs中国をホンネ評価「モリヤス監督…控え目だけど、じつは容赦ないね(笑)」
途中出場でミトマとカマダ…モリヤス監督、容赦ない(笑)
――19分、日本は南野拓実と中村に代えて鎌田と三笘を投入します。 「この試合で、南野と中村はインパクトがあるプレーができていなかった。森保監督は、三笘を左WBに、鎌田を左MFに入れ、さらにギアを上げようとしたのだろう。控え目な人だけど、じつは容赦がないよね(笑)」 ――25分、中国は左から右へ振り、10番のウェイ・シーハオがカットインしてから左足でシュート。ファーサイドの隅へ飛んで行ったが、GK鈴木彩艶が辛うじて弾いた。 「もしここで失点していたら、日本はかなり困難な状況に追い込まれていたはず。ザイオンがチームを救った」 ――32分、日本は伊東と小川を下げて橋岡と古橋亨梧を投入します。セルティックで活躍している古橋が代表で出場機会が少ないのはブラジルでも知られており、アナウンサーが「フルハシは久々に与えられたチャンスを生かせるか」と言っていました(笑)。 「右WBに橋岡を入れて、守備を強化した。アウェーで2点差で勝っている状況だから、当然だ。そして、インドネシア戦で大橋祐紀を試したのに続いて、古橋にも時間を与えた。上田、小川に続く3人目のセンターフォワードを発掘しようという意図だね。でも残念ながら、古橋はこの試合でも結果を出せなかった」 ――その後、日本は追加点を挙げられなかったものの、余裕を持って勝ち切った。 「そうだね。今の日本は、誰が出ても状況に応じてやるべきことを完璧に理解しており、任務を遂行できる。安心して見ていられた」 ◇ ◇ ◇ この試合に出場した日本の全選手と監督の10段階評価を聞き、寸評も加えてもらうと、チアゴ記者は久保を「7.5点」と高評価しつつ――彼以外の選手にも興味深い評価をしていた。さらに、森保ジャパンのこれまでの進化の過程を振り返ると同時に、今後の課題についても言及してもらおう。 〈日本代表特集:つづく〉
(「熱狂とカオス!魅惑の南米直送便」沢田啓明 = 文)
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