『news every.』若手に入れ替えも苦戦でテコ入れの噂…日テレ・鈴江奈々アナの孤軍奮闘
『news every.』テコ入れの中身は……
日本テレビ系で平日夕方帯に放送されているニュース番組『news every.』。看板アナだった藤井貴彦(53)アナが’24年3月末で降板。キャスターを若手に入れ替えるも視聴率アップにはつながらず、同局内では「近々、テコ入れを行うのではないか」と囁(ささや)かれているという。 【爽やかな美貌】すごい!2児の母とは思えない報道アナとして多忙な日々を送る鈴江奈々アナ 「報道局内部では鈴江奈々アナ(44)をピンでメインMCに起用する案が浮上しているといいます。来年4月の改編あたりで実現する可能性があります」(日テレ関係者) 鈴江アナは現在、同期の森圭介アナ(46)とともに同番組のメインMCを担当している。しかし、「森アナがいまいち、夕方のニュースにハマっていない印象がある」と語るのはテレビ誌ライターだ。 「前任の藤井アナは、いかにもサラリーマンアナウンサーというルックスで落ち着いた雰囲気。メイン視聴者である中高年の女性層には、彼の語りかけるような真面目なコメントが見事にハマッていました。一方の森アナは『スッキリ』に’06年から出演。’21年3月から番組終了までサブ司会を務めており、“もりすけ”の愛称で親しまれていました。軽妙さと年齢よりも若く見えるルックスが朝の顔としてすごく良かった。しかし……藤井アナの後任としては雰囲気が違いすぎて、いまいち視聴者にハマッていないように見えます」 前述のように、『new every.』は若い視聴者獲得のために’24年3月から斎藤佑樹(36)と桐谷美玲(35)をサブキャスターとして迎え、’10年からメインキャスターを務めていた陣内貴美子(60)を同年9月に降板させるというモデルチェンジを行っていた。 ◆「もっとも素晴らしい」と徳光和夫アナも太鼓判 「陣内さんがいたときは、斎藤、桐谷両新人キャスターに対して鈴江アナが“お姉さん”、陣内さんが“お母さん”的な役割を果たしていて、安定感がありました。しかし、陣内さんがいなくなって雰囲気がガラリと変わってしまいました。森アナと桐谷さんの料理コーナーもSNSで《朝の情報番組のようで見る気がしない》と叩かれるなど、そこまでうまくいっていない」(前出・ライター) この状況に、鈴江アナは大いに危機感を感じているという。 慶應大学経済学部出身でミス慶応にも選ばれた鈴江アナは、’07年には葉山エレーヌ(42)、夏目三久(40)と3人で『go!go!ガールズ』を結成。アイドルアナとして活躍した後、’08年に結婚。’13年から産休に入るも’14年の年明けからはやばやと職場に復帰。同年1月からリニューアルした『news every.』のメインキャスターに就任して以降は報道をメインフィールドとしている。 「アナウンス力はもちろん、落ち着いた雰囲気で『後輩アナウンサーの中で、もっとも素晴らしい』と日テレOBの徳光和夫アナ(83)が絶賛。『new every.』で組んでいた藤井アナ、そして9月いっぱいで卒業した陣内さんも鈴江アナを高く評価していました。鈴江アナは現在、エグゼクティブアナウンサーという立場にあり、後輩の指導にもあたっています」(前出・日テレ関係者) 日テレの女性アナウンサーといえば、古くは石川牧子アナ(75)や井田由美アナ(67)、豊田順子アナ(58)など、後輩をキチンと指導できる模範となるべきベテラン報道アナがいたものだ。 ◆「孤軍奮闘が過ぎる」 「TBSでは吉川美代子アナ(70)が退社後の今も新人研修を行っています。そのおかげでTBSはアナウンス力に長けた女性アナウンサーが育っている。日テレにはもう一人、エグゼクティブアナウンサーの水卜麻美アナ(37)がいますが、彼女はバラエティ畑の出身。鈴江アナに“ポスト豊田”を期待する声が高まっています」(同前) 一方で、こんな声も……。 「あまりに彼女一人に負担を強いてはいないか。期待に応えようと鈴江自身も頑張りすぎているきらいがある。局内では『鈴江アナの孤軍奮闘が過ぎる』と彼女を気遣う声が少なくありません」(日テレ報道番組制作関係者) 鈴江アナは、日テレホームページの採用サイトでこのように語っている。 〈暮らしを大きく変える革新的なモノの誕生、新たな時代を切り開くリーダーの誕生、前人未踏の大記録の誕生・・・様々な誕生がこれからも待っていることでしょう。物事を”点”でとらえていたら、誕生の瞬間を見逃してしまうかもしれません。視野を広くして、”線”、”面”、”立体”でとらえて、誕生の瞬間をひとつでも多く「見たい」、その瞬間を「伝えたい」です。〉 “ポスト豊田アナ”の誕生という期待を背に、鈴江アナの孤軍奮闘は続く。
FRIDAYデジタル