激レア車が集結!オーテック湘南里帰りミーティング2024レポート
会場には市販車のみならずレースカーも展示され、かつてSUPER GTを走った「モチュール・オーテックGT-R」は、子どもを対象とした運転席乗車体験を実施。「フェアレディZ GT4」は、NMCカスタマイズ事業部の技術が投入されたホワイトボディが公開され、めったに見ることのできない車体の補強部などを熱心に観察するファンがあとを絶たなかった。
ステージでのトークショーも盛況だった。午前にはカスタマイズ開発実験部の高澤仁氏とカスタマイズプロジェクト統括部の成富健一郎氏が、開発過程や、NISMOとオーテックの味付けの違いなどを詳しく解説。午後にはスペシャルゲストの3人が登壇し、今季の振り返りや12月に延期された最終戦への意気込みといったスーパーGTの話題や、ドライバー2名が所有するNMC製車両、会場で気になったクルマなどについて語り、観客を楽しませた。
午後のトークショーに続く恒例のじゃんけん大会は12月1日に富士スピードウェイで開催されるNISMOフェスティバル2024のチケットを賭け、熱い争奪戦に。その後は閉会式と集合写真撮影を行い、プログラムは無事終了となった。
イベント終了後、会場を後にする参加者たちをスタッフ総出でお見送りするのも、里帰りミーティング恒例の光景。片桐CEO以下、1時間近くも手を振り続ける姿は、まるで子どもを見送る親のような愛情にあふれ、手を振りかえして帰路に着く参加者も誰もがにこやかだった。このファミリーのような愛情こそ、20年続くイベントの秘訣なのかもしれない。
レスポンス 関耕一郎