ケラモフが摩嶋一整に秒殺KO勝ちし鈴木千裕とクレベルの勝者との対戦をアピール「絶対にタイトルを取り戻す」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)のメインイベントで前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が1年ぶりの復帰戦に臨んだ。 ケラモフは摩嶋一整(毛利道場)と対戦し1R28秒で秒殺KO勝ちを収め、試合後のマイクで現王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と大晦日に鈴木と対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に宣戦布告した。 1R、オーソドックスの構えのケラモフとサウスポーの摩嶋。前手での距離の探り合い。ここでケラモフの右フックで摩嶋がダウン。ケラモフはすぐに鉄槌で追撃。摩嶋の動きが止まり、レフェリーが試合を止め、ケラモフが秒殺KO勝ちを収めた。
ケラモフは試合後のマイクで「私がどれだけ日本を愛しているか、皆さんさんご存じですか? RIZINで戦うことを心から願ってきました。そして今日それが実現しました」と喜びを爆発させた。そして「私からタイトルを奪い取った鈴木選手、ぜひもう1回対戦しましょう。私は絶対にタイトルを取り戻します」と鈴木とのリターンマッチをアピールした。 ケラモフは試合後の会見で今後については「はっきり言って目標はひとつ、ベルトを奪い返すことです。大晦日に鈴木選手とクレベル選手が戦うと聞いていますので、勝ったほうと戦いたいです」と鈴木とクレベル・コイケの勝者との対戦をアピール。「もう私にとってはどちらが対戦相手でも関係ない、構わないです。格闘技の戦いで弱いか強いかは事前に分からず、戦いのなかで勝敗を分ける。勝者と戦ってまた勝利を収めたい、そう思います」とも語った。 そしてリング上のコメントについては「付け加えますと、まず鈴木選手とはリベンジ、一度ベルトを取られているので彼からベルトを取り返したい気持ちがとても強いです。自分にとっては、ベルトを、誰が取るかまだ分かりませんから、取った相手と対戦するということで、勝ったどちらかと戦いたいとここで改めて宣言させていただきます」と補足した。
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