【中山金杯・生情報】年が明けても絶好調のクリスマスパレード 中山芝3戦無敗の巧者が古馬撃破へ
[GⅢ中山金杯=2025年1月5日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(4歳上)] 関東競馬界の年始を彩る中山金杯。秋華賞5着の実力馬クリスマスパレード(牝4・加藤士)が絶好調でレースを迎えようとしている。 4日朝は美浦で角馬場→坂路1本(4ハロン62・4ー14・8秒)の調整。伊藤助手は「バッチリだね。いい調整ができたし、気難しいところがある馬だけど、テンションの部分でも状態面はトップで競馬を迎えられそうだよ」と仕上がりに太鼓判を押す。続けて「条件面もバッチリだね。ハンデも55キロといいあんばいで落ち着いたからね」。今回と同じ2000メートルで行われた紫苑Sのレコード勝ちを含めて、中山芝は3戦3勝。適性は文句なしだ。 古馬との初顔合わせにも臆することはない。「これから古馬と戦うことになるし、上の相手と戦うことで(馬も)良くなるからね。そういった意味では、初めての古馬相手としてはちょうどいいメンバーとやれるんじゃないかなと思っているよ。ここでしっかり古馬といい競馬をして勝ってくれれば、これからも十分先を見据えていけるしね」と伊藤助手。試金石の一戦ではあるが、迎春の中山に遅めの〝クリスマス旋風〟を巻き起こす準備は万端だ。
東スポ競馬編集部