「これだ!っていうものがつかめた」巨人23歳右腕が菅野式フォームで異例ブルペン212球
巨人の堀田賢慎投手(23)が秋季練習最終日に“菅野式フォーム”で異例の212球をブルペンで投げ込み、つかんだ感覚を体に染み込ませた。「途中で力んでしまったり、良い感覚で投げ続けられないことが課題だったので、今日は元々多く投げる予定で入りました。自分で『これだ!』っていうものがつかめました」と納得の表情だった。 【選手名鑑】堀田賢慎のプロフィル、通算成績、年俸 菅野のようにグラブを胸の前で構え、腕から始動した新フォームでひたすら腕を振った。「肩のラインを決めたくて、菅野さんもこういうイメージでやっていたと久保さん(巡回投手コーチ)に聞いたので」。212球の熱投はもちろんフォーム固めのため。「球数を投げてもイニングを投げても変わらない、多少後半は疲れると思うんですけど、大きく変わったりしないようにフォームの固定をやっていきたい」と意欲的に話した。 オフはG球場で同期の井上と自主トレを行う予定。「温大はジャパンでいろいろな選手と交流しているのでそういう話も聞ける。僕は走ることが苦手なんですけど、温大は結構走り込むので、ついていきながらやっていきたいです」。さらに成長した姿で来季は先発ローテの座を狙う。(水上 智恵)
報知新聞社