夏休み中、息子が昼ご飯を「友人宅」で食べていたことが発覚!「お礼」をしそびれていたのですが、親としてどう対応すべきでしょうか…?
子どものいる家庭にとって、夏休みをはじめとした長期休暇中の悩みのひとつに「昼食」があるでしょう。共働き世帯が増えている状況では、お昼は「作り置き」か「お金を渡して解決」の2択のケースが多いかと思います。 しかし、子どもは親が見ていないところで何をしているかはわからないものです。今回の困ったケースは「子どもにお金を渡していたにもかかわらず、友人宅でご馳走になっていた」という状況。親としてお礼をどうすれば良いのか、考えていきます。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
まずはご馳走になった回数を確認しよう
たった1回であれ、かなりの頻度であれ、子どもの友人宅で昼食をご馳走になったのは事実です。まずはお子さんを責めることはせずに「お礼をしなければいけないから、いつ何回、何をご馳走になったか教えて」と聞きましょう。 それによってどのような形でお礼をすべきか決まってくるでしょう。あわせて「渡していたお昼代はどうしたのか」聞く必要もありますね。外食や弁当の購入代として渡したお金の使いみちも、しっかり確認することが大切です。
お礼はどのようにすべき?
親としてすべき対応は、わが子に食事を振舞ってくれた友人の親御さんに対するお礼です。どのように対応すべきか、またお礼はどのようにすべきか、ここで考えていきましょう。 ■お礼の方法は? まずはお礼の言葉を伝えることが第一ですが、連絡先がわからない可能性もあります。かつてはクラスの連絡網が配布され、同級生の自宅の電話番号や住所が分かりましたが、近年は個人情報保護の観点から難しくなっています。 ただ子どもが友人同士ということは、直接のやり取りはなくとも保護者同士、LINEなどで同じグループにいる場合もあるかもしれません。メッセージアプリなどの連絡先がわかるのであれば、すぐにお礼をしましょう。 その際は今まで子どもから聞いておらず気づかなかったこと、お礼が遅くなってしまったお詫びをあわせて行うと印象が良いはずです。お礼のメッセージや電話をしたあとは数日以内にお礼を持って訪問するようにしましょう。 ■お礼の品はなにがいい? 実際にお礼に行く時に悩むのが、お礼の品をどうするか、ということです。さすがに「食事をご馳走になった回数×かかった費用」の現金を持って行くのは、好意で食事を提供してくれた相手方の気持ちを考えると望ましくないかもしれません。 自宅でご馳走になったのであれば、1食500円くらいを想定し、回数分程度のお礼の品を用意するほうが良いでしょう。ただ高額なお礼は受け取った側に「またお返ししなければならない」という使命感を抱いてしまう可能性もあります。高くても3000円を上限として菓子折りなどを渡すのが無難でしょう。