民家全焼 焼け跡から1人の遺体 広島・福山、隣接3棟にも延焼
19日午前1時55分ごろ、広島県福山市北本庄の民家から出火、木造平屋の母屋とプレハブを全焼した。焼け跡から1人の遺体が見つかり、福山東署は連絡が取れない家人の男性(50)とみて身元の確認を急いでいる。 【動画】全焼した民家 隣接する木造平屋の民家2棟と鉄筋2階の店舗兼倉庫にも延焼したが、他にけが人はなかった。 署によると、火元の民家は男性と妹(45)の2人暮らし。妹は逃げ出し、110番した。原因を調べている。 現場はJR福山駅から北西約2キロの住宅密集地。119番した近所の男性(36)は「パチパチする音と『助けて』との声が聞こえ、外に出ると家が燃えていた。水をかぶり、消火器で消火活動に当たったが、炎が見る見るうちに大きくなった」と話した。