「あんたの保険料、誰が払ってると思ってんの!」社会保険に無知な「専業主婦」が「年金もらって当然!」と開き直るヤバさとは
「Aは今の夫をお見合いでつかまえました。夫は地元はもちろん、日本を代表する大企業に勤務してるバツ1。厳しい人なんですが、それで前妻に逃げられてるので、Aに腹が立っても、前の失敗が頭をよぎって怒りを収めるそうなんです。Aはそこにつけ込んでるんだと思う」 Aの夫はかなり収入が良いようだが、「働かざる者、食うべからず」が口癖。Aさんにも働くべきだと常々訴えているが、夫の弱みを握っているAは堂々と専業主婦を続けている。 「『あなたに養う甲斐性があるんだからそれでいいじゃない』って言い返してるって、Aはいつも言ってます。でもAは専業主婦にも不向き。だって家事が大嫌いなんです」 掃除は「部屋の隅にホコリが溜まってからやる」と断言し、料理も苦手で、夕食も週の半分以上はスーパーの惣菜を買っているというA。 「私は週末におかずを作り置きしてますし、掃除も毎日やる場所を決めて、1週間を通してそこそこお家がキレイになっているように工夫してる。それなのに……」 Aは「キモい」と言って、洗濯ですら自分のものしかしないという。夫と息子の洗い物は夫任せなのだそうだ。 「息子も中学生になり、前ほど手がかからなくなったので、Aはいつもぐうたらしてます。私が離婚する前は、余裕があっていつでも愚痴の相手してくれるAが好きだったけど……」 先日、美乃梨さんがAを相手に「保険料がクソ高くてかなわん!もう生きていけない!」と愚痴をこぼした時のこと。 「Aは『保険料って高いんだよね。みいちゃんそんなの払えてエラすぎる!』とまた適当に会話を流そうとしたんです。なのでちょっと頭にきて『Aちゃんはいいなあ……保険料タダで』と言ったんです」 するとAは… 「『え?私って保険料タダなの?』と言いました。私びっくりしちゃって、『だって夫さんの扶養に入ってんじゃん。夫さんが払ってるでしょ?』と言うと『ああ、そういうことね。それなら、払ってないわけじゃないよね』と。は?ですよ」 ヒートアップしてきた美乃梨さんの口は止まらなくなった。 「いやいや、払ってないって。あなたは扶養に入ってるから保険料を支払わないし、それなのに将来『基礎年金』が貰えるんだよって言ったんですよ」 美乃梨さんの話をぽかんとした顔で聞いて、「でも、もらえるならいいじゃん!」と開き直るA。 美乃梨さんがAに対してこれだけ怒りを覚えたのは、毎月シングルマザーの細腕にのしかかってくる「重税」があるからだ。重税に耐えてでも美乃梨さんは自分の力で人生を切り拓きたいと考えている。 【後編はこちら】では、Aが美乃梨さんをさらにブチ切れさせた発言について詳報する。 取材・文/中小林亜紀
【関連記事】
- 【後編はこちら】「社会保険」無知ママに「母子手当もらってるんでしょ?」と言われ、ブチ切れる「シングルマザー」の境地とは
- 「お義姉さんもまだデキますよ」17歳上の義弟の発言がキモすぎる。子供5人義妹家族の「 地獄の帰省 」に長男嫁が疑う「 多産DV 」の影
- 「ツルツルなの?」レス妻のVIO脱毛に興奮を隠せない夫。介護脱毛なのに「密着度がエグい」と狂喜乱舞。でも「 なんでそんなこと知ってるの?」
- 「 45歳の母はエゴ…」一生忘れない義母からの言葉。「 閉経 」間際の高齢出産で感じた理想と現実。「ほらね、咄嗟のときに助けられない」
- 「嫁カーストに耐えられない」4人産んだ次男嫁ばかり可愛がる姑!47歳子なしの長男嫁は義実家に居場所なし