介護中の気になるニオイに役立つ家電をピックアップ!「空間の消臭には“脱臭機”、アレルゲンには“空気清浄機”。使い分けが大切」【家電のプロが解説】
介護のニオイ対策に注目の家電2選
多くのメーカーから出ている脱臭機。中でも脱臭機能に強く、お手入れの負担も少ない最新モデルを2機種、田中さんにピックアップしていただいた。 【1】パナソニック『次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノF-ML4000B』 7万6230円(税込) ※公式通販サイト価格 ■部屋に染み付いた付着臭にも強く、除菌(※1、2)も可能 空間除菌脱臭機の中でも人気の高い「ジアイーノ」シリーズから、機能や使いやすさがバージョンアップした最新モデルが10月に発売。 「次亜塩素酸で脱臭するジアイーノが従来の3分の1サイズ(※3)とコンパクトになり、場所を選ばず置けるようになりました。 除菌の仕組みとしては、まず食塩水を電気分解し、除菌作用のある『次亜塩素酸』を内部で生成します。室内に浮遊する菌を吸い込み、次亜塩素酸で除菌(※1)、さらに、気体になった次亜塩素酸を放出するので、室内に付着した菌も除菌。もちろん脱臭効果も高く、排泄物臭など空間に漂うニオイ(※1)も抑えるほか、布などに染み付いたニオイも取ってくれます」 排水やお手入れなどの負担も軽くなり、排水頻度は従来モデルが週1回だったのが、月1回に。トレーやフィルターのお掃除は半年に1回が目安となっている。 「従来モデルよりコンパクトになった上、お手入れもラクに。より使い続けやすくなりました」 ■本体サイズは高さ45cm×幅28cm×奥行18.5cm、本体質量(タンク空時)約5.7kg。 軽量で持ち運びしやすく、寝室やリビングなど家のさまざまな場所で除菌(※1、2)・脱臭できる ■放出する気体状次亜塩素酸の濃度を安全な範囲で高くすることで、適用床面積18畳を実現したという新モデル。花粉やハウスダストなどの集じん機能も搭載(集じんの適用床面積は8畳まで) ※1:浮遊菌の場合、本体内の次亜塩素酸水溶液による、約6畳の密閉空間、約35分後の効果。 ※2:付着菌の場合、放出した気体状次亜塩素酸による、約18畳の居室空間、約12時間後の効果。喫煙環境では次亜塩素酸の濃度が不足し、除菌・脱臭効果が低下します。 ※3:F-MV4300体積比。