ヤマル欠くバルサがドロー、アトレティコはシメオネ監督700試合を白星で祝う
【AFP=時事】24-25スペイン1部リーグは23日、第14節が行われ、首位FCバルセロナは終盤に崩れてセルタと2-2で引き分けた。 【写真】アトレティコでの700試合目を白星で飾ったシメオネ監督 バルセロナはラフィーニャとロベルト・レワンドフスキのゴールで2点を先行したが、82分にマルク・カサドがレッドカードを受けると相手の反撃に遭い、アルフォンソ・ゴンサレスとウーゴ・アルバレスの連続ゴールで追いつかれた。 ハンジ・フリック監督は「本当にダメな試合だった。われわれが見たいものとは全く違った」と語った。 バルセロナは今季リーグ11勝を挙げているが、17歳のウインガー、ラミネ・ヤマルを欠いた試合で勝ち点3を逃すのはこれで3回目。それでもチームはアトレティコ・マドリードと勝ち点5差の首位を守り、昨季王者の同3位レアル・マドリードは24日にレガネスとのアウェーゲームを行う。 アトレティコは2-1でアラベスに勝利し、レアルと勝ち点2差の暫定2位に浮上した。相手のホン・グリディに序盤の先制点を許したが、アントワーヌ・グリーズマンとアレクサンダー・ソーロートのゴールで逆転した。 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、就任700試合目を勝利で祝った。2011年12月に就任したシメオネ監督は、2013-14シーズンと2020-21シーズンにクラブをリーグ優勝に導いている。 バレンシアは10月の洪水後では初となる試合でレアル・ベティスに4-2で勝利し、18位に浮上した。200人以上が犠牲になった洪水被害を受け、バレンシアはここ2試合が延期になっていた。ルベン・バラハ監督は「この勝利をすべての犠牲者と被災者にささげる。われわれは彼らと共にある」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News