日本気象協会にサイバー攻撃相次ぐ 天気サイトつながりにくく
日本気象協会は10日、運営する天気予報サイト「tenki.jp」がサイバー攻撃を受けてつながりにくくなっていると発表した。5日や9日にも攻撃を受けて一度は復旧したが、9日夜に再度攻撃があったという。サーバーに大量のデータを送りつけるDDoS(ディードス)攻撃が原因としている。 同協会によると、9日午前7時ごろから、サーバーに大きな負荷がかかってサイトがほぼ閲覧できない状態になり、午後4時半ごろに復旧したが午後8時過ぎに再び攻撃があったという。 「tenki.jp」のアプリやX(旧ツイッター)では天気予報を確認することができる。 同協会は、災害時のアクセス集中などに備えて、日ごろからサーバーの増強といった対応をとっているが、サイバー攻撃により予想を上回る負荷がかかったという。 気象庁によると、強い冬型の気圧配置の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となっており、10日から11日にかけて続く見込み。
朝日新聞社