中国国家主席、モロッコ訪問 皇太子と会談
[北京 22日 ロイター] - 中国の習近平国家主席が22日、モロッコを訪問した。国営通信MAPが報じた。 カサブランカでムーレイ・ハッサン皇太子の歓迎を受けた。同通信は今回の訪問について、両国国民の友好・協力・連帯の強い絆を反映したものだと報じた。 習氏はブラジルで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議に出席後、モロッコを訪問。中国は近年、モロッコのインフラや鉄道分野への投資を強化している。 モロッコは地理的に欧州に近く、欧州連合(EU)や米国と自由貿易協定(FTA)を締結している。自動車産業も盛んで、中国の車載電池メーカーにとって魅力的な市場となっている。 中国の車載電池メーカー、国軒高科は6月、アフリカ初のギガファクトリーをモロッコに建設することを決めた。総工費は13億ドル。