炭酸が胃のなかでゼリー状に!間食や食べ過ぎを抑えたい人必見「inタンサン」【今日のライフハックツール】
食生活の悩みで多い、「間食でつい食べ過ぎてしまう」悪習慣。 さほど空腹ではいないのに食べてしまうのは、心理的なストレスが背景にあることが多いそうです。ストレスがかかると、別名「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが分泌されますが、これには食欲を増す効果があります。それで食べてしまうのです。 炭酸が胃のなかでゼリー状に!間食や食べ過ぎを抑えたい人必見「inタンサン」【今日のライフハックツール】 ストレスと過食の関係はこれ以外の要因もありますが、ストレスをゼロにするのは難しい。別の解決策を見つける必要があります。 その1つが、カロリーや栄養はほとんどないけれど腹持ちのいい食べ物を選ぶこと。胃が食べ物で拡張すると、脳の視床下部にある満腹中枢が作動し、食欲を抑えるからです。こんにゃくや寒天を原料としたダイエット食品は、この仕組みを生かしたものです。 今回紹介する森永製菓の新商品「inタンサン」も似たコンセプトで生まれました。でも、既存の商品とは大きく異なる点があります。
胃の中でゼリー状になる新機軸のドリンク
「inタンサン」は、購入時は缶入りの炭酸飲料です。ですが、飲んで胃に入ると、胃液に反応してゼリー状になり、ふくらむのです。ここが今までのダイエット食品との大きな相違点です。 もちろん、無用の食欲を抑えるという点では共通しています。森永製菓は、ロングセラー「inゼリー」の技術を応用して「inタンサン」を開発。「空腹マネジメントドリンク」と呼ばれ、現時点ではAmazon限定で販売されています。 そのラインナップは、「inタンサン<レモン味>」と「inタンサン ドライ<グレープフルーツ味>」の2種類。1本190ml入りで、6本入り(1426円)、30本入り(7128円)があります。 食べ過ぎや間食がやめられない筆者は、一も二もなくというかんじで6本入りを購入しました。はたして味は? 飲み心地は? そして空腹のマネジメントができるのか。しっかりレビューします。
ストレス感や疲労感の緩和にも
まず、原材料を見てみましょう。包装と缶には、以下のように表記されています。 【「inタンサン」に含まれる原材料】 パラチノース(ドイツ製造)、エリスリトール、食塩、米胚芽エキス粉末/炭酸ガス、香料、酸味料、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸Na)、甘味料(ステビア、ラカンカ)、マリーゴールド色素、乳化剤、乳酸Ca 一番多く含まれる原材料は水(水は表記しないのが慣例)ですが、それに続く二大原材料はパラチノースとエリスリトールと、どちらも甘味料となっています。パラチノースは、ブドウ糖と果糖からなる二糖類で、分子構造は砂糖と似ています。 ただし、消化吸収は砂糖よりもゆっくりで、血糖値の急激な上昇を抑える特徴があるのだそう。エリスリトールは、トウモロコシを原料とし、虫歯菌の餌となりにくく、血糖値を上げない傾向にあるなど、安全で有用な甘味料として幅広く使われています。 さらに、砂糖に近い厚みのある甘味を持つ甘味料、ラカンカやステビアも含まれており、飲みやすくなるよう、細かく調整された甘味なのだろうと想像できます。糖質量は1本あたり6g弱、たんぱく質や脂質は0g、カロリーは18kcalです。 くわえて、GABA(ギャバ)が28mg配合されています。これは、γ-アミノ酪酸を指し、人体では脳内の神経伝達物質として存在し、多くの穀物、野菜、果物にも含まれています。 GABAには、ストレス軽減や疲労感を緩和する傾向にあることから、GABA含有をうたった加工食品やサプリメントは、よく目にしますね。過食を抑える作用もあり「inタンサン」にこれが含まれているのは、納得できます。