毒キノコ食べた2人に食中毒、シイタケと誤認 秋に事故多発
京都府は20日、京都府綾部市内の山中で採取した毒キノコのツキヨタケを誤って食べた夫婦=同市=に食中毒症状が出たと発表した。いずれも快方に向かっている。 【画像】農水省が注意喚起!食べてはいけない“毒きのこ”を紹介している 府によると、夫婦は18日にツキヨタケを採取。鍋料理として食べたところ嘔吐(おうと)などの症状が出た。19日に医療機関から府中丹東保健所に「毒キノコによる食中毒が疑われる」と通報があった。夫婦は、外見が似ているシイタケだと勘違いし採取したという。 ツキヨタケはブナなどの幹に重なり合って発生する。食後30分~3時間程度で嘔吐や下痢などの症状が現れることがある。毒キノコが原因となる食中毒は秋に多発する傾向にあり、府は注意を呼び掛けている。