MONO NO AWARE、新曲「忘れる」MV公開 漫画『この世は戦う価値がある』とのコラボレーションが実現
MONO NO AWAREが、現在週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の人気漫画『この世は戦う価値がある』とコラボレーションを実現。ニュー・アルバム『ザ・ビュッフェ』の収録楽曲「忘れる」のミュージック・ビデオが公開されています。 「忘れる」は、過去と向き合いながらありのままでいることの難しさ、忘れることで前進していく日常を描いた楽曲。一方、『この世は戦う価値がある』は、「限界OLが掃き溜めにさよならする話」として話題の漫画で、こだまはつみが手掛けています。主人公や周囲のキャラクターたちが、様々な困難や葛藤に直面しながらも、自らの信念を貫いて戦い続ける姿を描いていており、新刊が9月11日(水)に発売にされます。 今回公開されたMVは、映像作家の元が手掛けた作品。漫画内の重要なシーンとリンクしたロケーションで実際に撮影が行われており、実写と漫画の世界を融合させた斬新な映像表現を採用した漫画MVとなっています。 さらに、この特別なコラボレーションに際して、MONO NO AWAREの玉置周啓、そして『この世は戦う価値がある』の作者こだまはつみからも、コメントが寄せられています。 [コメント] 「変わったんじゃなくて昔の伊東に戻ったんだよ」 作中最も感銘を受けた台詞だが、そのとき主人公の伊東紀理は忘れていた自分を思い出す。 いつも不思議なのは、忘れるときは独りだが、思い出すときは誰かといることだ。 戦いはたいがい孤独に描かれるが、そう思っているのは本人だけで、じつは誰かに寄り添われている。そう信じたくなる漫画作品を、 信頼する友人・元くんがビデオにしてくれました。 ――玉置周啓 2019年、当時まだお餅のような末っ子と何気なく観ていたNHKみんなのうたで「かむかもしかもにどもかも!」に出会い、それから「ゾッコン」にぞっこんだった自分の漫画がまさかこんな幸せな形になるなんて。嬉しすぎてまだ夢の可能性も否めないのでMV毎日再生します。ラストの景色は何度見ても胸が熱くなります。 ――こだまはつみ