自動販売機から現金を盗む「自販機荒らし」の被害が上田市で相次いでいます。 被害額は1件数万円程度ですが、修理には50万円以上かかると言います。 狙われやすい特徴はあるのでしょうか？ ■記者リポート 「自動販売機には大きな穴が空いています、現金の投入口あたりがこれでもかというほどに破壊され、周辺にはその部品が散らばっています」 県営上田野球場に設置された自動販売機。おとといの夜からきのうの朝方にかけて被害に遭いました。 ■発見した人 「結構乱暴に壊されているなという感じ、比較的治安がいいと思っていたが、身近にこのようなことがあると怖いと思った。自動販売機が壊されること自体、考えたことがなかった」 被害を受けた自動販売機の管理会社によりますと、盗まれた現金は数万円でしたが、修理費用は50万円以上になるそうです。 ■県営上田野球場の職員 「正直びっくりしました、いままでこのようなことはなかったので。ここ（県営上田野球場）は他と違って、入りやすいし、夜中は人の目が届きにくい」 上田警察署はこのような「自販機荒らし」の被害を複数確認していて、被害届を受理して捜査を進めています。 人目につかない夜間や人通りの少ない場所が被害に遭いやすいということです。 警察は売上金をこまめに回収する、防犯カメラや照明を設置するなどの対策を呼び掛けています。