雨宮れいな、アイドルとコスプレ二足の草鞋の苦悩「スタジオで男性カメラマンと1対1はどうなの?」と
グループ「youmenosay 」のメンバーとしてステージに立ちながら、趣味としてコスプレも楽しむ雨宮れいなさん。ひょんなことからアイドルへの転身、そして海外デビューを果たし、今も多彩な活動を続けている。そんな彼女がアイドルになったキッカケや、コスプレとの両立について訊いてみた。(前編後編の後編) 【写真】コスプレとの両立について話す雨宮れいなさん、撮りおろし&コスプレカット【9点】 ――現在の活動について教えてください。 雨宮さん アイドル活動をメインに、趣味でコスプレもしていて、大きなイベントへの参加や、空いている日にはスタジオで撮影も行っています。 ――何がキッカケでアイドルになったんでしょう。 雨宮さん 最初はコンカフェで働いていていました。そのお店でアイドルグループができるという話が出た時、私はすでに趣味でコスプレや衣装作りをしていたので、運営の人から「衣装担当をやってみませんか?」と誘われたんです。「どうせやるなら、演者側も楽しそう」と思い、補助的な形で始めたのがキッカケですね。 ――どんなグループで活動していたんですか? 雨宮さん 私が所属していたグループは、「2万時間後に解散する」というコンセプトだったので、最初から解散が決まっていました。秋葉原の自社のライブハウスを拠点に、いろいろな場所でライブをしていましたね。中でも一番大きなイベントは、中国でのライブでした。 ――海外でデビューされていたんですね! 雨宮さん そうなんです。なぜか、私は海外の方のコスプレファンが多かったため、主催者側から「コスプレでライブに出てみないか」と提案されたんですよ。メンバーはアイドル衣装を着ていましたが、私だけ何故かコスプレでパフォーマンスをしました(笑)。 ――その時のアイドルのファンからの反応はいかがでしたか? 雨宮さん 当時はファンの間では、「スタジオで男性カメラマンと1対1で撮影しているのはどうなの?」という否定的な声が多くありました。ファンが離れていくのは困るし、全く望んではいないので、1年間ほどコスプレから距離を置いていました。 ――それからコスプレを再開したのはいつですか? 雨宮さん 期限付きのグループだったのもあって、解散して次の新しいグループに入ったときですね。運営側から「むしろコスプレを売りにした方がいいよ」と言われたんです。それで、また気軽にコスプレを楽しめるようになりました。