扱いやすさと利便性を追求したハイトワゴン「スズキ・ソリオ」【最新ミニバン 車種別解説 SUZUKI SOLIO】
居住性
燃費自慢のパワートレインは、走りも過不足ない。最上級のフルHEVもMHEVのファイナル部分に走行モーターをアドオンしたような独自のレイアウトをもつ。よって、低負荷時にはEV走行になることもあるが、どちらかというとエンジン主体で走るタイプといっていい。それもあって、乗り味や動力性能では、ひとつ下のMHEVも負けていない。また、エンジンが国産コンパクトでも少数派となりつつある4気筒であるだけでなく、ルーフの高減衰マスチックシーラーのほか、徹底した静粛対策もソリオの自慢で、静粛性はライバルを明らかに凌ぐ。
うれしい装備
月間販売台数 3527台(23年5月~10月平均値) 現行型発表 20年11月(一部仕様変更 23年5月) WLTCモード燃費 22.3 km/l ※「HYBRID SZ」「BANDIT HYBRID SV」
ラゲッジルーム
ソリオは現在、軽以外のスズキとしては国内でいちばん売れている。乗ってみると、なるほど、これほど日本的な生活様式にドンピシャのジャンルは他に見当たらない。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部