町田あと一歩届かず J1初挑戦クラブ歴代最高3位に黒田監督「たたえるべき結果」
「明治安田J1、鹿島3-1町田」(8日、カシマスタジアム) J1初参戦の町田は鹿島に1-3で敗れ、3位だった。 奇跡の逆転Vを信じて敵地に乗り込むも、歓喜の瞬間は訪れなかった。リーグ最少失点を誇る自慢の堅守が、前半だけで3失点と崩壊。黒田剛監督は「立ち上がりが全てだった」と早い時間帯での失点を悔やんだ。 史上初となる初昇格年度での優勝にあと一歩届かなかった。それでもJ1初挑戦のクラブとして、歴代最高となる3位でシーズンを終えた。当初の目標だった5位以内を達成するどころか、前半戦を首位で折り返し、最終節まで優勝争いを演じた。 「(選手を)本当にたたえるべき結果」と指揮官。主将のDF昌子も「胸を張って、堂々と誇っていい」と力強く語った。今夏は大型補強を行ったが、藤田社長によると、来季は現存選手で戦うことが基本線の見込み。手応えと悔しさを胸に、2年目でさらなる進化を見せる。