会食恐怖症が人生で一番つらかったと語る「食べなくてもいいカフェ」発起人・山口健太「同じ悩みを持つ人に初めて会えました」の声に
親は、自分の状態に合わせて、「そのときできることをする」というスタンスでいいと思います。元気でやる気があるときは、子どもが好きそうなものを作ってみるのもいいし、「今日は疲れていてムリ」という日は、「自分が楽しく食べられればOK」とハードルを下げればいい。食べられなくても、「食事って楽しいな」という時間を作れれば、じゅうぶん食育になります。 PROFILE 山口健太さん やまぐち・けんた。一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会を設立。全国に活動が広がりつつある「食べなくてもいいカフェ」の創設者。教育者向けに「月刊給食指導研修資料(きゅうけん)」を発行。著書に『マンガでわかる食べない子が変わる魔法の言葉』(辰巳出版)ほか。 取材・文/林優子 写真提供/山口健太
林優子