名古屋「ムーミンの家みたい」な給水塔が3年半ぶり一般公開
定期イベントとしては3年半ぶりの公開へ
その後、定期的に一般公開を行い、展望スポットとしても愛されてきた東山給水塔。2001年からは、毎年春と夏の二回、塔の内部を開放していたが、平成2012年3月以降は配水池工事のため中止に。工事を終えた今年3月から予定されている配水池工事までのワンチャンス、定期イベントとしては3年半ぶりに晴れて一般公開する運びとなった。 らせん階段を上り、水道の歴史などの資料の展示や給水タンクを眺めながら、標高74.3メートルの展望スペースへ。360度ガラス張りで名古屋市内をぐるりと一望できる。いつも見ている町並みが、少し違って見えるのが新鮮だ。工事を終えたばかりの2号配水池を含め、現在も稼働中の5つの配水池がある場所を眺めることもでき、水道の働きに感謝の気持ちをもつ機会にもなりそうだ。 21日の一般公開は午前10時から午後4時。来場者には「名水」が1人1本プレゼントされる(数に限りあり)。昨年、名古屋市上下水道100周年記念事業として東山給水塔の東側に開館した「水の歴史資料館」を合わせて見学したり、今池交差点まで1.3キロメートルにわたって伸びる「すいどうみち緑道」を散歩するのもおすすめだ。 また、当日はすぐ近くの日泰寺参道にて月に一度の縁日も行われる。