諏訪湖での水難事故を想定した救助訓練を実施 初動体制の強化や救助能力を向上【長野・諏訪市】
諏訪湖で水難事故が起きた想定で、消防本部などによる救助訓練が25日にあり、初動態勢の強化や救助能力の向上を図りました。 ■「船と水上バイクの衝突事故です!」 訓練は諏訪湖の沖合60m地点で、小型船舶と水上バイクの衝突事故が発生、行方不明者や多数の負傷者が出たという想定です。 諏訪広域消防本部と諏訪湖安全対策警察連絡協議会が合同で毎年実施しています。 ■「痛い、痛い、痛い…左足が痛いです」 ■「ちょっと車内に入るだけで揺れちゃうので。」 諏訪広域の管内では今年水難事故が6件発生し、諏訪湖でも1件起きています。 消防車13台と警察の救助艇4隻、潜水隊4人が出動し、事故に備えて動きを確認しました。 ■諏訪広域消防本部諏訪消防署 真道正治課長補佐 「できればこういう事故が起きてほしくないがもしこういう事故が起きたら指揮隊活動隊の連携を密にして、各省庁・団体と連携しながら迅速かつ安全な活動を行いたい」 訓練は初動体制の強化や救助能力の向上などを目的にしていて、今回は関係する団体から150人が参加しました。