鶴瓶×藤ヶ谷太輔「〈あれ〉〈それ〉で通じる熟年夫婦のような関係に。取材メモを自筆でまとめるのに7時間かかることも」
笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔がゲストを迎えて赤裸々にトークを繰り広げる番組、TBS『A-Studio+』が放送15周年を迎えた。15周年記念取材会が行われ、取材人数は2000人以上という鶴瓶が、放送開始から続けているゲストの取材メモを公開した 【写真】細かい字でびっしり!鶴瓶さん直筆の大量取材メモ * * * * * * * ◆鶴瓶さんから人間力を学んでいます 毎週金曜の夜11時から放送中の笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)がMCを務めるプレミアムトーク番組『A-Studio+』。今年4月で放送15周年を迎えた。 笑福亭鶴瓶のMCで2009年4月に始まった『A-Studio』。2020年4月からは、MCとして藤ヶ谷が新たに加わり、『A-Studio+』にリニューアル。本人ではなく周辺人物への丁寧な取材やVTRで、ゲストの人柄を掘り下げていくスタイルで人気を博しているが、2人になったことでゲストへの事前取材もダブル体制になり、それぞれの目線と感性で取材を続けている。 鶴瓶が藤ヶ谷とコンビを組んで5年目。放送15周年を記念して行われた取材会で、鶴瓶は「15年ってあっという間やけど、自然とここまでやってこられたなと思っています。僕は結構、放送歴が長いレギュラー番組が多いんですけど、『A-Studio+』も15周年がただの通過点で、これからも続けていければと思いますね」とコメント。 藤ヶ谷も「2020年から参加して5年目になりました。これだけ長く続けさせていただけるのはすごくうれしいですし、毎週こんな間近で鶴瓶さんから人間力を学ばせていただけてとても光栄です」と笑顔で語った。
◆はよ、やめたいですよ(笑) 鶴瓶が披露したのは、取材した内容を何時間もかけてまとめた大量の自筆のメモ。収録には毎回持参するという。そこには藤ヶ谷がゲスト出演した2019年当時のものもあり、それを受け取った藤ヶ谷は「僕のやつですか! 欲しいです!」と大興奮。紙いっぱいに小さい字で書きこまれた文字に感嘆の声を漏らしていた。 藤ヶ谷は、自身がゲスト出演した際のことを振り返り「僕のときも家族や親戚、友人に鶴瓶さんが会って取材をしてくださってすごくうれしかったです。聞いたら、鶴瓶さんは2000人以上取材されているらしくて。本当にすごいですよね」と先輩をリスペクト。 鶴瓶が「朝から晩までこの作業をする日もあって、毎日続けていくことが大事なんですけどね。大変なときもある。・・・はよ、やめたいですよ(笑)」と笑いをとると、藤ヶ谷が「15周年のめでたいときにそんな言葉出ることあるんですか!(笑)」とつっこむ。 大変だけど、ゲストが喜んでくれるので続けているという鶴瓶の真摯な姿を間近で見てきた藤ヶ谷は「僕も収録の前日はどんなに大変でも、最後まで準備を欠かさないように意識しています。自分がゲストのときにすごく取材をしていただけて、親孝行、友達孝行になったなと思っていますし、鶴瓶さんはこれをずっとやられているんだなと思うと、僕も負けちゃいけないなといつも思っています」と思いを明かした。