42歳アロンソがアストンマーティンと複数年の契約延長!新規定の2026年からホンダPUと再会することに|F1
2度のF1王者であるスペイン人ドライバー、42歳のフェルナンド・アロンソが、最短でも2026年までF1マシンを駆ることになった。 現地時間11日、アストンマーティンはアロンソと新たな契約にサインしたと公表した。今後についてはしばらくあらゆる可能性を示唆しており、一時は引退説も浮上したアロンソ。だが結局2023年から在籍しているアストンマーティンで、来季以降も戦うことが決まった。 マイク・クラック代表は次のように述べ、アロンソの残留確定を喜んでいる。 「私たちは過去数カ月間、継続的に対話を続けてきた。フェルナンドはその言葉を忠実に守ってくれたし、彼がこれからもレースを続けたいと決めたとき、彼は最初に私たちに話してくれた」 「フェルナンドは我々を信じていると示していて、我々も彼のことを信じている」 「ここでの成功をフェルナンドは渇望している。これまで以上にドライビングがうまくなりたいと願っているし、フィジカル面でもいい状態をキープしている。アストンマーティン・アラムコを競争力のあるチームにするため、全力で取り組んでいる」 「2026年にホンダとのワークスパワーユニットパートナーシップが始まります。今回の複数年契約により、私たちはフェルナンドともっと素晴らしい思い出を作り、一緒にさらなる成功を達成できると楽しみにしている」 クラック代表が述べたように、アロンソは新たに2026年含む複数年契約を締結した。2026年からF1はレギュレーションが大きく変わることもあり、アストンマーティン側は引き続きマシン開発について大ベテランの知見を頼りにしているようだ。そのためアロンソは2026年、アストンマーティン・ホンダのマシンを駆ることが確実となった。 アロンソはかつてホンダ第4期、マクラーレン・ホンダ(2015~2017年)のマシンに乗っていたが、当時はF1復帰直後でホンダPUに競争力がなく、マクラーレンとホンダの関係は短命に終わっていた。 アストンマーティンと言えばローレンス・ストロールがチームの実質的なオーナーであり、その愛息子であるランスがレギュラードライバーを務める。そのため、今後のドライバーラインナップについても事実上今季から継続する可能性が高い。 RBでレッドブル昇格を目指す角田裕毅については、アストンマーティンへの移籍といううわさもあった。だがこのアロンソの複数年契約確定により、その他ドライバーの動向にも大きく影響を及ぼすことになるかもしれない。