「この大会は夢の通り道」日本代表・板倉滉が激励 小学生によるU-12サッカー選手権開幕
JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会の開会式が25日、大会開催地である鹿児島県の川商ホールで行われました。 【画像】今大会の応援リーダーを務める日本代表の板倉滉選手 過去には日本代表の森保一監督、三笘薫選手、細谷真大選手など数多くのスターを輩出してきたこの大会。大会OBで今大会の中継で応援リーダーを務める日本代表の板倉滉選手が翌日に開幕を控えた小学生に激励のメッセージを送りました。
ー小学生の時の練習が、今の土台にー
第32回大会(当時小6)に出場した経験を持つ板倉選手。サッカー少年として「4年生とかまではずっとフォワードをやっていて、もうボール持ったらもう誰にもパスも出さないような、そんな選手でしたね。(当時出場した際は)ベスト8でPKで負けてしまって、相当悔しかったです。」と自身の小学生時代を振り返りました。 出場する小学生に向けては「小学校の時のプレースタイルはプロになっても変わらない。そこが土台になっている選手が多いと思うので、こだわってやってほしい」と力強く話しました。
ー優勝しても、それは夢への通り道ー
さらに、「みんなが優勝を目指してやってほしいが、優勝して満足してほしくない。反対に活躍できなくても夢を諦めてほしくない。(この大会は)子どもたちが目指す夢の途中に過ぎない」と大きな夢を抱く子どもたちの成長に対する思いを語りました。 また、開会式には日本サッカー協会会長・宮本恒靖氏も登壇し、自身が見てきた日本代表選手たちのエピソードを披露。小学生たちに努力することの大切さ、挑戦することの大切さを伝えました。 大会は26日(木)~29日(日)までの4日間開催、決勝戦は12月29日(日)に行われます。 日本サッカー新時代を担う小学生たちの熱い戦いから目が離せません。