息子がスマホ充電器をコンセントに「24時間」差しっぱなし…もしかして「電気代」をムダにしてる?
スマートフォン(以下スマホ)は今や私たちの生活にかかせないものになっており、子どもから大人まであらゆる世代の方が日常的にスマホを使用している光景を目にします。スマホはバッテリーで動いているため、バッテリーの残量が減ると充電が必要です。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介 外出先で充電がなくならないように、毎日家でスマホの充電をする方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、スマホの充電器を24時間コンセントに差しっぱなしにした場合の1ヶ月の電気代について検証してみました。
スマホの充電器をコンセントに差しっぱなしにするのは良くないのか?
充電完了後のスマホと充電器をコンセントに差しっぱなしにした場合、バッテリーの劣化を早める要因になったり、思わぬ事故につながったりするおそれがあるため注意が必要です。 ◆バッテリーの劣化 充電が完了した後もスマホを充電器に差しっぱなしにすると、バッテリーの劣化を早めてしまうおそれがあります。従来、充電完了後もスマホを充電器に差しっぱなしにすると、過充電となりバッテリーの劣化を招く原因になるといわれてきました。 しかし、最新のモバイル機器は過充電にならないよう、充電が80%になると電流を弱めてバッテリーへの負荷を減らす機能など存在しているといわれているため、それほど影響が出ない可能性もあります。 気を付けたいのは、充電しながらスマホを使用して本体が熱くなった場合です。スマホのバッテリーは5度~45度の環境下では問題なく使用できますが、高温・低温などの極端な環境下ではバッテリーに負荷がかかってしまいます。 充電器を差しっぱなしにしておくことで、毎日忘れずに充電を行えます。しかし、充電をしながらスマホを使用した際にスマホ本体が熱くなった場合は、バッテリーの劣化を早めてしまう可能性があるため、スマホの操作や充電をいったん中止するようにしましょう。 ◆やけどや誤飲などの思わぬ事故につながることがある 小さなお子さんがいるご家庭ではさらに注意が必要です。実際に、子どもがスマホの充電器を触り発生した事故にはやけどや誤飲などがあげられます。 このような事故を防ぐためにも、スマホ充電器やケーブルを子どもが触れる場所に置きっぱなしにしない、コンセントには子どもが簡単に取り外せないコンセントカバーを取り付けるなどの工夫が必要です。