ドウデュース退厩 武豊騎手「いい馬に巡り会えてよかったですし、種牡馬としても活躍してくれると思います」
天皇賞・秋、ジャパンCを連勝し、ラストランに予定していた有馬記念を右前肢跛行で出走取消となったドウデュース(栗・友道、牡5)が25日、滋賀県の栗東トレセンを退厩。種牡馬として繋養される北海道安平町の社台スタリオンステーションの経由先・福島県のノーザンファーム天栄に向けて出発した。 午前9時過ぎ。ドウデュースは友道厩舎の前でトレーナー、武豊騎手、松島正昭オーナーと記念撮影。多くの関係者に見守られながら、馬運車に乗り込んだ。 見届けた武豊騎手は「無事に出発できてよかったです。(きょうも)元気がありあまっていますね。いい馬に巡り会えてよかったですし、種牡馬としても活躍してくれると思います」と語った。 同馬はハーツクライを父に持ち、2021年朝日杯FS、22年日本ダービー、23年有馬記念、今年の天皇賞・秋、ジャパンCとGⅠ5勝をマーク。初年度の種付け料は1000万円で、産駒は早ければ28年夏にもデビューする。