松山英樹はさすがのイーグル締め 2位浮上で8年ぶりの日本ツアーVへ視界良好/国内男子ゴルフ
ダンロップフェニックス第2日(15日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)今季日本ツアー初出場の松山英樹(32)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算10アンダーで、首位との差は2打から4打に広がったが、8位から2位に順位を上げた。石川遼(33)=CASIO=は68で、通算3アンダーの36位。マックス・マクグリービー(29)=米国=が62をマークし、通算14アンダーで単独首位に立った。 パー5の最終18番。松山英は残り187ヤードから8番アイアンでピン4メートルに2オンし、イーグルで締めた。スコアを6つ伸ばしたラウンドに、「(イーグルも含め)良かった」と息をついた。 初日に続いて同学年の石川、6月の「日本アマ」を制した松山茉生(まお、福井工大福井高1年)とラウンド。平均飛距離310ヤードの松山茉を「ポテンシャルがすごい」とたたえつつ、「僕は意識して振っていた」。計測ホールの4番は295・07ヤードの後輩に対して323・10ヤードを飛ばすなど、「何回か勝てたのでよかった」とニヤリ。32歳は順位も2位に上げ、58位で予選を通った16歳に貫禄を示した。 首位とは4打差。「昨日できたことが今日できなかった部分もたくさんある。反省して、できれば」と、8年ぶりの日本ツアー9勝目を狙う週末を見据えた。(石井文敏)