可児警察署

　 可児郡御嵩町の８０代の男性がパソコンのウイルス感染を騙る特殊詐欺で電子マネー計５４万円相当をだまし取られました。 　 可児郡御嵩町の８０代の無職の男性が１８日、自宅でパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しました」と表示が出たため、指定された電話番号に電話をしたところ男から「ウイルス防御のためのソフトを買ってほしい。有効期間５年で６万円かかる。コンビニで電子マネーを買ってほしい」などと指示されました。男性が電子マネーを購入し、電子マネーの番号を入力すると、「ブロックされている」、「入力が間違っている」などと、３回やり直しさせられ、合計で電子マネー５４万円分をだまし取られました。 　 その後、不審に思った男性が可児警察署に相談に訪れ被害に遭ったことが分かったもので電話の男は「ケント」と名乗り、たどたどしい日本語だったということです。 　 警察では「電子マネーを買って番号を教えて」は詐欺なので家族への相談、警察への通報を呼び掛けています。