宮古島で250キロ不発弾2発を処理 空港近くの畑、道路規制も 沖縄
宮古空港近くの畑でイギリス製のものとみられる約250キロの不発弾2発が発見された件で、陸上自衛隊第101不発弾処理隊が29日夜、市平良西里の発見現場の畑で不発弾を処理した。不発弾は畑に作られた深さ6メートルの「処理壕」に運ばれ、処理隊の隊員が慎重に不発弾に付いた信管を抜き、爆発しないように処理した。 【動画と写真で振り返る】沖縄の古都・首里で不発弾処理 住宅街に緊迫の朝
処理作業は午後9時から始まった。現場対策本部が設置された市役所では、市や自衛隊の関係者が、モニターに映された作業の様子を見守った。 隊員は巨大なレンチを使用して、起爆装置にあたる信管を回しながら不発弾から徐々に取り外した。作業開始から1時間半の午後10時半ごろ、2発の不発弾から信管が取り除かれた。 現場から半径283メートルが避難対象になった。作業に伴い、周辺の道路は通行規制されたが、避難世帯はなかった。
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