佳子さまが身に着けた輪島塗のアクセサリー 全国から問い合わせの連絡
29日、石川県を初めて訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま。その際、身につけていた輪島塗のアクセサリーが今、注目を集めています。 【写真を見る】佳子さまが身に着けた輪島塗のアクセサリー 全国から問い合わせの連絡 佳子さまは29日、金沢市の県立美術館などを訪れ、人間国宝の輪島市の漆芸家らと懇談されました。その際、身につけていたのが輪島塗のバレッタとイヤリング。 制作したのは輪島市河井町で輪島塗の商品を手掛ける八井浄漆器本店です。 八井浄漆器本店・八井フク子さん「本当にえ~!?って。ちょうど輪島からこっち(金沢)へ帰ってくる最中に蒔絵師から電話があって、今テレビに出てるよ、僕が描いたのが出てるよというからえ~?何?と言って、(テレビを)見たら本当にそうだったびっくりした」 ■螺鈿のキラキラっとした感じがとても綺麗 店舗は元日の地震で全壊。代表の八井浄さんと妻のフク子さんは、被害を免れた商品およそ3000点とともに金沢に避難し生活しています。 八井浄漆器本店・八井フク子さん「みなさんがすごく努力して作った作品でしょ。もう下地なんて本当に大変、1か月かかって作る物。それをポイと捨てる気持ちにはなれない」 商品は1つ1つ丁寧な手作業で作られますが、佳子さまが身につけた赤いバレッタやイヤリングは現在売り切れています。代わりに色違いの黒いバレッタを試着させて貰いました。 試着した感想「色違いのバレッタ着けて頂きました。螺鈿のキラキラっとした感じが角度によって見え方が変わるとても綺麗です。」 艶やかな漆が塗られたバレッタには、アワビの貝がらを散りばめた螺鈿と呼ばれる装飾が施されています。 ■佳子さまが身につけていたものが買いたいというメールが… 八井浄漆器本店 八井フク子さん「ぽつりぽつりと佳子さまが身につけていたものが買いたいというメールが来たり。うれしい悲鳴だけどこのうれしい悲鳴を上手に持ち上げていきたいと思っている。主人に100歳まで生きてくださいと言おうと思っている」 ■再入荷は2週間後の予定 全国から注目が集まる輪島塗のバレッタとイヤリング。再入荷は2週間後の予定で、インターネットでのみ販売されるということです。
北陸放送