ガザ避難地域に攻撃、25人死亡 イスラエル、人道地区近く
【エルサレム共同】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファ近郊を攻撃し、ガザ保健当局によると、少なくとも25人が死亡、50人が負傷した。AP通信によると現場は軍が「人道地区」と称し市民に退避を促す南部マワシ地区のすぐ近く。多くの避難民がテント生活を送っている地域に戦車で砲撃したとみられ、国際社会の批判が強まりそうだ。 軍はイスラム組織ハマスの戦闘員らが民間人を盾にして潜んでいると主張し、人道地区周辺をたびたび攻撃している。軍は「ハマス最後のとりで」と位置付けるラファでの地上作戦も続けており、ロイター通信はラファ西部や北部に軍用車を展開させていると報じた。