新年への準備 各地で着々と すす払いや破魔矢づくり 今年もあと20日余り
テレビ静岡
富士山をご神体とする静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社。 12月11日朝、清々しく穏やかな新年を迎えようと、神職や巫女が大掃除に取りかかりました。 白衣にはかま姿の神職たちは本殿や拝殿を中心に掃除していき、天井は長さ3mの「払竹(はらいだけ)」を使ってほこりを落としていきました。 富士山本宮浅間大社・畠山裕成 権禰宜: 「来年は巳年ですのでへびのように柔軟に いろいろな物事に対応できる年にしたい」
一方で、静岡市葵区にある静岡浅間神社では新年に向けて縁起物として親しまれる「破魔矢」作りが進められています。 自分の身に降りかかる災いを払うとされる新年の縁起物「破魔矢」は、家内安全や商売繁盛など1年の福を呼び込むという願いを込めて「福矢」とも呼ばれています。 11日は、婦人会のメンバー7人が集まり、並べられた矢に来年の干支である蛇があしらわれた絵馬を一つ一つ丁寧に結び付けていきました。 静岡浅間神社 敬神婦人会・安池照江 会長 「いろいろなものを作りながら、私の幸せを紐に結んで、 相手も幸せになってもらいたいというのが私たちの気持ち」 2024年も残すところあと20日ほど。各地で新年に向けた準備が進められています。
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