スキマスイッチが「第二の故郷」大阪で語った新たな挑戦
大阪に来て楽しみなことは?
──大阪に来たらこれをしようとか、楽しみにされていることはありますか。 大橋:中村屋のコロッケ(天神橋筋商店街)がものすごく好きなんですよ。(FM802さんが)コロッケを差し入れてくださって、デビューした頃に初めて食べたらめちゃくちゃおいしかったんです。思い出の味みたいになってますね。大阪は食事も何でもおいしいですし、打ち上げをやる場所も多い。あとは僕、クロースアップ・マジックが好きなんですけど、人生で初めてマジックバーに行ったのが大阪で、大阪に来るとあそこのマジックバーに行ってみたいなと思ったり、(ムッシュ・)ピエールさんにもたまに会いに行ったりしています。 ──それは楽しそうですね。 大橋:あははは。はい、楽しいです(笑) 常田:僕は、「かすうどん」が大好きで、ほぼ通っています。知り合いの方といろんな味やおすすめの組み合わせを試して食べています。2月に来たときは定休日だったので、次は行きたいなと。 ──大阪を愛してくださってますね。嬉しいです。 大橋・常田:はい、大好きです、大阪。
ニューアルバムはどんなきっかけで?
──ニューアルバム「re:Action」についてお聞きします。どんなきっかけで企画されたのですか? 大橋:デビューして14年目ですが、ずっと二人でセルフプロデュースで楽曲を作ってきました。その中でも誰か違う人、プロデューサーさんみたいな人が入って僕らの楽曲をさわったらどんな化学反応が起きるだろうねとよく話していました。去年は今演奏したい曲を自分たちでピックアップしてオリジナルと違うアレンジでお客さんに届けるっていう、新しいコンセプトのツアー「POPMAN’S CARNIVAL」を立ち上げたり、「リアレンジ」というのが活動の大きなキーワードになっていたので、じゃあこのタイミングでプロデューサーを立ててアルバムを作ってみようかと。プロデューサーは同じ目線でやっていただけるアーティストさんにお願いするのが面白いんじゃないかなということで、セルフプロデュースで音楽を作っている方々、僕らが大好きな方々に声をかけてみようと。そうしたらみなさん快諾してくださって、それでできたアルバムです。 ──たいへんだったことはありました? 大橋:スケジュールを合わせるのがたいへんでした。あと歌は僕が歌うっていう条件だったので、バンドさんにお願いしてもヴォーカルの方に歌っていただくわけじゃないので、受けてくださるかなとも。でもそこは逆に「そういうのってなかなかやらないから面白い」って言ってくださって…… 常田:「バンドの演奏力を評価してもらったと思ってます」という言葉をいただいたり。