スキマスイッチが「第二の故郷」大阪で語った新たな挑戦
スキマスイッチが「第二の故郷」大阪で語った新たな挑戦 撮影:柳曽文隆 THEPAGE大阪
デビュー14年目のスキマスイッチが「リアレンジ」をキーワードに新たなアクションを起こした。敬愛するアーティスト(奥田民生、小田和正、KAN、GRAPEVINE、澤野弘之、SPECIAL OTHERS、田島貴男・ORIGINAL LOVE、TRICERATOPS、フラワーカンパニーズ、BENNY SINGS、真心ブラザーズ、RHYMESTER)をプロデューサーに迎え、自身が選んだ曲をリアレンジし、生まれ変わった12曲とセルフリアレンジの「奏(かなで)」を収録したニューアルバム「re:Action」をリリース。その新作を引っさげ、4月から初の対バンツアーを行う(大阪は5月23日、オリックス劇場)。デビュー当時、いち早く盛り上げてくれた大阪は「スキマスイッチの故郷」と語る。 大阪に“帰ってきた”スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)に大阪で楽しみにしていることや新作の制作裏話などを聞いた。
2人にとって大阪はどんな場所?
──スキマスイッチさんといえば大阪のイメージがあります。お二人にとって大阪はどんな場所ですか。 大橋:最初、大阪で僕らの音楽を聴いてくれる方が増えてそこから始まったので。デビューした頃、大阪がすごく盛り上げてくれて「第二の故郷」みたいな感覚もあります。ライブでもいまだにいい意味でシビアに見てくれる、パフォーマンスがよくないと響いてくれない、気を引き締めるのにもいい土地です。 常田:デビューした頃なんかは勘違いさせてくれるような、それぐらい手厚く迎えていただいて……すごく大事な場所ですね。言うなれば、「スキマスイッチの故郷」ってイメージで帰ってきた感もあります。その分、ライブも含めてしっかりやらなきゃいけない、ちょっとでも気を抜くと、「おいおい、ちゃんとせーや」みたいに言われそうで。 ──デビューの頃、「view」(メジャーデビュー曲)がFMでめっちゃかかってました。 大橋:ありがたかったですね。 常田:この前、大阪でハイタッチ会をやったときに「十何年も応援してます」って言っていただいて、「わあーすいません、長い間ありがとうございます」ってこともありました。