もはやチート…圧倒的ラスボス感の”鳳凰”の正体に大興奮した理由とは? ドラマ『潜入兄妹』第5話考察レビュー
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。今回は、キャスティングした人に感謝を伝えたいほど、バッチリとハマっていた“ラスボス”が姿を現した第5話のレビューをお届けする。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】 【写真】クセつよすぎる”幻獣”キャスト陣の貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』劇中カット一覧
深まる謎…鳳凰の過去に何が?
とうとうこの日がやって来た。第5話は、詐欺集団「幻獣」のリーダー・鳳凰のキャストが明らかになる回だ。 鳳凰は、玄武(吹越満)、朱雀(白石聖)、白虎(黒谷友香)、青龍(桐山漣)という個性強めのキャラクターたちを束ねる若きカリスマ。ネットでも、どんな俳優が演じるのか、大きな話題を集めていた。 彼が姿を現したのは、渡良瀬貴一(竜星)と優貴(八木)兄妹が、青龍からのミッションをクリアし、安堵していたラスト間近のシーン。「彼を知りて己を知れば百戦して殆からず…」と兵法の一節を読み上げた鳳凰は、ライターに火をつけ「ようやく会えるんですね2人に。楽しみにしています。円山(渡良瀬)兄妹」とニヤリと笑みをこぼした。 本編では、鳳凰が青龍の兄だということも明らかに。血の気の多い青龍に対して鳳凰は冷静沈着で頭脳明晰。対をなす兄弟としてもキャラが立っているし、彼らがどんなかたちで貴一たちと対峙し、どんな手を使って渡良瀬兄妹を苦しめていくのか。恐怖でしかない。 そんな中、気になるのが、鳳凰・青龍兄弟の幼き頃だと思われる回想シーンがあったこと。2人が悪に手を染めたのもその過去があったからか? 殺された父親・渡良瀬貴司(半田周平)の件もあって貴一たちとは因縁があるが、また違うアプローチもありそう? まだまだ謎も多く、視聴者の間で考察合戦が繰り広げられている。
藤ヶ谷太輔に納得の声多数
気になる鳳凰を演じていたのは、藤ヶ谷太輔だった。藤ヶ谷は、Kis-My-Ft2のメンバーとしてスーパーアイドルの道を歩み、歌番組、バラエティー、ライブ、舞台などで活躍。2011年のCDデビュー以来、スポットライトを浴び続けてきた。 もちろん、韓国ドラマをリメイクした『美男ですね』(2011、TBS系)、映画化もされた『仮面ティーチャー』(2013、日本テレビ系)をはじめ、近年では、人気コミックをドラマ化した『ハマる男に蹴りたい女』(2023、テレビ朝日系)、奈緒とW主演を務めた映画『傲慢と善良』(2024)など、俳優としても活動中。 すでに「藤ヶ谷=鳳凰」のコメントもあったSNSだったが、それでも「納得」、「期待しかない」、「存在感(がすごい)」との声で溢れている。