母の“手作りがっこ”で「高齢者に寄り添える店を」 誰もが笑って集える場…町の先輩たちがつくった道を次世代へ
“月1”でイベントも開催 毎回訪れる人も
母や介護相談で交流をもった高齢者“町の先輩たち”がつくった道を次の世代につなげたい。そんな思いから、月に1回ほど企画する料理作りなどの参加型イベントには、子どもから大人まで幅広い世代が集まる。 近所の常連客は「店の明かりがぽっとついていれば、ほっとする。町の明かり。お年寄りだけでなく、若い人との交流の場でもある」と話す。“がっこ”をつまみながらの会話を楽しみに、毎回訪れる人も多いという。 今後目指したいことについて佐藤さんは、「赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代の人に来てもらって、一人一人のお客さんにおいしい漬物を味わってもらうというところは変えずに、少しずつ高齢者の病気のことを理解してもらえるような会をやっていきたい」と語った。 佐藤さんはこれからも食事と会話の場をつくり、受け継がれてきた“道”をつなぎ、未来へと伸ばしていく。 (秋田テレビ)
秋田テレビ