低調なシーズン序盤過ごして進退に揺れるも…テン・ハーグは巻き返しへ自信「成功できる。パニックになるものではない」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、シーズンを好転させられると自信をのぞかせた。 2022年夏に就任したテン・ハーグ監督の下で3シーズン目を迎えたマンチェスター・U。しかし、開幕6試合を終えて2勝1分け3敗と低迷。先週末のトッテナム戦では本拠地で0-3の大敗を喫するなど、心配なシーズン序盤戦を戦っている。 これを受け、進退に関する話題も出てくるなど、厳しい目を向けられるテン・ハーグ監督だが、運命を決めるとされる3日のヨーロッパリーグ(EL)ポルト戦を前にイギリス『スカイスポーツ』で巻き返しへの自信を口にした。 「我々はシーズンを成功させられる。簡単なことは何もないが、パニックを起こすようなものでもない。我々は問題を解決できるし、このチームはこの問題に対処することができる」 「信念を失えばすべてを失う。我々は前進し続け、計画を遂行しないといけない。長期にわたって、我々は過渡期にいる。私が就任した時から、我々には変化が必要だとわかっていたし、一部のベテラン選手を入れ替えないといけなかった。我々の判断は若手を連れてくることだが、首脳陣にこのメッセージを届け、新しい文化を導入するのには時間を要する。並行して勝っていかなければならないが、我々はこの2年間勝利できることを証明してきたと思う。私はキャリアの中でいつでも勝利できることを証明してきた。この6年間で8個のトロフィーを獲得したんだ」 また、重要な2試合とされる3日のポルト戦と6日のアストン・ヴィラ戦で結果を残せなかった場合についても問われたテン・ハーグ監督は「そのことについて考えてはいないし、心配してもいない」と主張して、以下に続けた。 「我々はオーナーや首脳陣とともにこの夏に一体感を作り出した。我々はこのことに合意し、我々全員がこれを支持した。我々はこの過渡期に若手選手をチームに加える方針であることを理解している。それに、彼らは私の過去6シーズンすべてでチームがトロフィーを勝ち取ったことを知っている。これこそ我々が目指しているものだ」