10月23日午前、高知市で車とバイクが衝突する事故があり、警察は車を運転していた高知大学の准教授を無免許運転とひき逃げの疑いで逮捕しました。 無免許過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、高知市朝倉甲の高知大学人文社会科学部准教授・肖紅燕(しょう こうえん)容疑者(62歳)です。警察によりますと、肖容疑者は23日午前8時半ごろ、高知市朝倉甲の国道56号で無免許で車を運転し、20代男性が運転するバイクと衝突。男性に大けがをさせたにも関わらずそのまま逃げた疑いがもたれています。 肖容疑者は出勤中で、駐車場から車で出ようとしたところ、右から走ってきたバイクと衝突したということで、事故を目撃した後続のドライバーが通報。警察が肖容疑者を割り出し、事故から約3時間後に逮捕しました。バイクの男性は足の骨を折るなど全治3か月の重傷です。 肖容疑者は「無免許運転の発覚を免れるために逃げた。事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めています。 高知大学の受田浩之学長は「事実であれば教員としてあるまじき事で誠に遺憾。事実確認の結果を踏まえ厳正に対処する」とコメントしています。