高松・レクザムホールで「女性起業家サミット」 四国4県の女性経営者登壇
「四国女性起業家サミット」が11月2日、高松・レクザムホール(高松市玉藻町)小ホール棟大会議室で開かれる。(高松経済新聞) 【写真】松山で開催されたイベントのパネルディスカッションの様子 経済産業省が主催する「令和 6 年度ユニコーン創出支援事業(女性アントレプレナーのための地域密着型支援事業)」の一環。四国地域における女性起業家ネットワークを構築することを目的に香川・徳島・愛媛で開いたイベントの集大成と位置付ける。 イベントでは香川出身で「OMOYA」(大分市)社長の猪熊真理子さんが「自分らしさを活(い)かして誰かや社会を幸せにする方法」をテーマに基調講演を行うほか、「Japan Fruits」(坂出市)社長の高尾明香里さん、「ハビリテ」(徳島市)社長の太田恵理子さん、松山でフリーアナウンサーとして活動する宮嶋那帆さん、一般社団法人「nosson」(高知県)代表の小野加央里さんら経営者・起業家として活動する4人が「四国における女性起業家の可能性と課題」についてパネルディスカッションを行う。 四国代表機関として再委託を受ける穴吹興産の荒木優衣さんは「四国の女性起業家やこれからチャレンジしたいと考えている方のネットワーキングを促進し、コミュニティー形成を通じた互いのビジネス支援が目的。『起業』と聞くと自分とはかけ離れたすごい人がやることと思うかもしれないが、『半径5メートルの誰かの笑顔をつくりたい』という思いからスタートする女性起業家は多い」と話す。 「『地方は何もない』『家族がいるからできない』『女性だから数字が苦手』などの思い込みで諦めるのではなく、まずは先輩女性起業家がどんな思いがきっかけで起業をしたのか聞いてもらいたい。このイベントを通して事業成長における現実的な課題解決のヒントや起業に対するモチベーションを高めるとともに、女性起業家やこれからチャレンジしたいと考えている方同士がつながって新たなアイデアや一歩踏み出す勇気をもらえるイベントにできれば」とも。 開催時間は13時~15時30分。参加無料。ウェブで事前申し込みが必要。
みんなの経済新聞ネットワーク