真田広之「SHOGUN 将軍」で主演男優賞受賞!日本人初の歴史的快挙【第76回エミー賞】
現地時間15日、米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞の授賞式がロサンゼルスで開催され、「SHOGUN 将軍」の真田広之(63)が主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した。真田は、同部門初ノミネートにして、日本人初受賞という歴史的快挙を成し遂げた。 【画像】圧巻の美!真っ赤ドレスでレッドカーペットに登場したアンナ・サワイ 作家ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を映像化した本作は、天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」前夜を舞台に、戦国武将たちの陰謀と策略が混じり合うさまを描いた戦国スペクタクルドラマ。真田は、徳川家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じたほか、プロデューサーも兼任している。
ハリウッド制作ドラマでありながら、主要キャストおよびスタッフに多くの日本人が名を連ねている本作。主演の真田は、自分の出番がない日でも撮影現場にかけつけ、衣装や小道具、セットの細かな部分まで徹底的にチェックし、リアルな日本を描くことにこだわった。映画『ラスト サムライ』(2003)出演を経て海外に拠点を移してから21年、数多くの洋画大作に出演してきた真田が、キャリア集大成となる「SHOGUN 将軍」でハリウッドの歴史を塗り替えた。
ドラマ部門の主演男優賞には真田のほか、イドリス・エルバ(「ハイジャック」)、ドナルド・グローヴァー(「Mr. & Mrs. スミス」)、ウォルトン・ゴギンズ(「フォールアウト」)、ゲイリー・オールドマン(「窓際のスパイ」)、ドミニク・ウェスト(「ザ・クラウン」)がノミネートされていた。(編集部・倉本拓弥)
「SHOGUN 将軍」ディズニープラスの「スター」にて独占配信中