【バドミントン】桃田賢斗が福島県で小学生を指導! 「自分の活動を通じて、少しでも笑顔にできることを」
7月13日、桃田賢斗が、中学・高校時代を過ごした福島県で、小学生を対象としたバドミントンクリニック『キッズバドミントンチャレンジin福島』を開催した。 バドミントンクリニックに参加したのは、事前募集で当選した小学生50名。福島県内からだけでなく、県外からの参加もあった。保護者なども無料でイベントを観覧できたため、会場となった福島県双葉郡富岡町の富岡町総合体育館には、約200名が来場した。 約1時間のクリニックのあとは、トークショーやじゃんけん大会なども行なわれ、「参加者から桃田選手に叶えてほしいこと」を実現する時間もあった。 7月20日には、同様のイベントを生まれ故郷の香川県で行なう予定。現在、参加者を募集中で、申込締切は7月15日(月)。 以下は、桃田のコメント ――イベント開催の理由 「日本代表を引退して、あらためて自分を支えてくれていた人たちに対して、感謝の気持ちを感じるようになりました。そういった人たちに対して、恩返しをしていきたいという思いから、まずは故郷と呼べる場所である福島と香川でイベントを行ないたいと思いました」 ――今後に関して 「東日本大震災から時間は経ちましたが、今もまだ多くの人の心に、様々な形で残っていると思う。自分の活動を通じて、少しでも笑顔にできることをしていきたいです。また、ジュニアの選手とスポーツを通じて交流したり、バドミントン界の発展に貢献をしていきたいです」 ――パリ五輪に臨む日本代表にエールを 「自分の中学・高校の後輩も出場しているので、頑張ってほしい、勝ってほしいという気持ちはもちろんあります。自分たちがこれまでやってきたことを信じて、世界最高峰の大会を楽しんでほしいです」
バドミントン・マガジン編集部