美白ビキニボディで魅了した30歳・看護師 昔からのコンプレックス「お尻と胸が大きい」を武器に変えてボディコンテスト活躍
皮膚科クリニックで看護師として働きながら、トレーナーとしても活動の場を広げている福丸愛子(ふくまる・あいこ / 30)さん。10月14日(月)に横須賀市文化会館で開催された『ベストボディ・ジャパン2024ジャンル別&職業別東日本大会』のミス・パーソナルトレーナー&インストラクター部門で1位に輝き、さらにミス・ドクター&医療従事者部門にも出場し、2位入賞を果たした。福丸さんが異なる分野で活動をするのは、過去に病棟看護師として従事をしていた経験が影響していた。 【写真】福丸愛子さんの美白肌スリムボディを見る
「夜勤もあった病棟看護師時代の労働環境は、心身ともに負担が大きいものでした。病気を抱える患者さんを完治までサポートするのが看護師。それなのに、その看護師まで心も身体も壊す状態になっていました。私はストレスが『食』に走ってしまうタイプだったのですが、タバコやアルコールに依存してしまうスタッフも少なくなかったんです。医療スタッフなのに健康とはかけ離れた日々を過ごすうちに”健康とはなにか”を考えるようになりました」 病棟看護師時代の経験から『予防医療』への貢献に力を入れたいと考えるようになったという福丸さんだが、自身もこれまでの7年間は15kgのダイエットとリバンドを何度も繰り返してきた挫折経験があるそう。 「予防医療への貢献を考えるうちにトレーナーとしての活動を目指すようになりました。実は私自身もこれまで数えきれないほどダイエットに挑戦。成功したと思いきやリバウンドというサイクルを繰り返してきました。でもこれからは心身ともに磨き上げられた健康を多くの人に届けたい。そのためにまずは自分が健康美を体現する必要があるのでコンテストへの出場を決心しました」 今大会への出場準備として正しい栄養の知識を知識をつけながら、自分に合った運動や食事を見つけ、習慣化を図ったという福丸さん。『健康美』を目指す福丸さんが取り入れたトレーニングとは。 「私は昔からお尻と胸が大きいのがコンプレックスで……。グラマラスな体型がときにいやらしく見えてしまったり、太ると全体のシルエットも余計に大きく見えてしまうことに悩んでいました。でもこの体型はしっかりと鍛えてきれいな身体づくりをすれば武器になることに気づいて。スクワットやデッドリフトに加え、ローイング系の種目で弱みであった背中を強化し、全体的に曲線美のある女性らしい身体を目指してトレーニングに励んできました」
幾度となくダイエットに失敗した経験をもつ福丸さん。15kgの体重増減を繰り返し、一時は体脂肪率30%を超える体型であった過去から、今では多くの人を魅了する『健康美』を手に入れた。そんな福丸さんが考える『美しさ』とは。 「私は誰にでも、他人には言えない身体の悩みはあると思いますし、その悩みは隠したいものだと思います。そしてその辛さを発散する捌け口がなく、妥協してしまうんです。でも、解決の最短距離は原因を理解し、自分の身体と向き合うことです。1人で解決するのが難しいときはトレーナーなどの専門家を頼って欲しいですし、心身ともに健康なことが一番の『美』なのです!」
取材:池田光咲 撮影:中島康介