下準備が9割!「おもてなし料理」失敗から学んだ5つのマイルール
SNSで大人気! フリーランスディレクター・石岡真実さんが建てたセンス抜群の家が話題です。東京を離れ、夫の実家である埼玉県郊外に建てた2世帯住宅。 【写真13枚】フリーランスディレクター・石岡真実さんの定番「おもてなし料理」3品と、石岡さん流ルールを写真で見る! 小2の息子と夫、そして義理の両親との暮らしは「毎日ていねいになんてできませんよ~」と、ガハハと笑う「母ちゃん」である石岡さん。でも好きなことだけはいつだって「ていねい」にがんばりたい。そして、信頼する人がおすすめする、モノやコトにはたくさん頼ってラクしたい……。 そんな石岡さんがまとめた本『母ちゃん、ていねいたまにガサツ』(双葉社刊)より、石岡さんが趣味!という「おもてなし料理」のコツと友人たちにも大好評という夏レシピを紹介します。
趣味は、おもてなし料理です!
普段のごはんは、洗い物を減らしたいので何品も作りません。キッチンペーパーをパン皿代わりにすることだってある。だけど、おもてなし料理のことになると、居心地よくゲストをどう楽しませよう? ヒントがほしいから外食しようかな? と四六時中考え、追求している自分がいるんです。 だから自然と部屋もキレイに保てているのかも。今度から、「おもてなし勉強家です!」、な~んて名乗っちゃおうかな(笑)。
おもてなし料理のポイント
おもてなし料理をたくさん作ってきて、失敗もする中で生まれた私なりのルールです。よければ参考にして、楽しみながらお料理しましょ! ⚫︎1:おもてなし料理は下準備が9割 品数が多いときは、前日までの下準備が大事。食材は刻む、調味料は合わせる、一品ごとに材料をバットにまとめる。それだけで当日慌てません。 これはいつも行く中華料理屋さんの厨房を見ていて、手早く仕上げる中華は下準備を徹底している!と気付き、即参考にしました。 ⚫︎2:市販の出汁パックや水出汁に頼るのもあり! 和食ではとくに美味しい出汁がポイント。とはいえ毎回出汁をひくのは大変だから、市販品も頼りに。中でも、安心して使える『茅乃舎だし』は、そのまま煮出してもいいし、袋を破って中身ごと使うこともあります。 それと、水出汁もあると便利。前日から、ボトルに昆布1枚と出汁パックひとつを浸しておけば、翌日にはできあがります。ボトルは『無印良品』です。 ⚫︎3:料理を作る前にテーブルに必ず器を並べる 料理は、器の合わせ方や並べ方次第で、目でも楽しめる! 服と一緒で、メリハリや色のバランスが大事です。 だから、まずはテーブルに器を並べ、同時にどれにどの料理を入れるかを決めています。ちなみに、付箋にメニューを書いて貼っておくと、早く来た友達に盛り付けをお願いできて、準備も一緒に楽しめますよ。 ⚫︎4:にんにくをふんだんに使って美味しく元気に! にんにくを使うと味に深みが出ますし、なにより私が好きだから、おもてなし料理にも多めです。 普段、青森のにんにくを購入していますが、やっぱり国産は香りがいい。薄皮は残してバラし、『KINTO』のガラスケースや小箱で冷蔵庫の野菜室に常備しています。 ⚫︎5:台所はさっとこまめに片付ける お客様が来たときに、台所が汚れていたり洗い物でシンクがいっぱい……なんてことは、そわそわと落ち着かないし、楽しさ半減。 だから、料理中もフライパンを洗ったり、キッチンの水飛びを拭いたりしてささっと片付けます。あとは自分も飲んで楽しむ!! 後から出た洗い物はゲストに「頼る」もアリ(笑)。